お茶(緑茶・日本茶)の専門用語集
一心二葉
摘採の仕方、または摘採葉の状態をいう。心とは未展開の芽先のことで、一つの心芽と二枚の葉のこと。同様に一心三葉とトう言葉もある。
一休禅師(トつきゅうぜんし)
室町時代の高僧。奇行が多いことで有名であるが京都大徳寺管長の頃、茶の湯の開祖珠先が禅師の下に参禅し、茶禅一味の精神を体得し、茶道を確立したといわれている。
一煎(いっせん)
最初に煎じたもので、最もうまく飲める。二煎、三煎、とは、二回目。三回目の煎汁(浸出液)である。
いぶり香
主として荒茶の加工で、薪などのいぶり香が茶に移ったもののこと。
炒葉機(いりはき)
釜炒茶の製造の際、最初に生葉を炒って酵素を殺滅する機械。
隠元禅師(いんげんぜんし)
京都府宇治の黄蘭山万福寺の開山で、わが国煎茶道の開祖。
インスタント・ティー(Instant-tea)
茶の可溶成分を抽出し粉状か粒状に乾燥したもので、水か湯を注いで飲む。紅茶ではアノリカで特に普及している。