お茶(緑茶・日本茶)の専門用語集
家元(いえもと)
茶道、華道などの流派の宗家のこと。茶道では表千家、裏千家、宗偏流など古い伝統の家元がある。
異臭(いしゅう)
茶以外の移り香の総称であるが、一般に原因の明らかなものは薬臭、煙臭などといい、原因の明らかでなトものをいう。
委託販売(Consignment)
販売を他の商店に委任し、それに対して手数料を払って販売する方法。外国では産地からロットンやニューヨークに送り届け、そこの商社に販売を委託する方法がとられる。
板こくり
手揉みの仕上げ揉みに、すり板を使った揉み方。
萎凋(いちょう)
紅茶製造工程の一つ、生葉をしおらすこと。普通、発酵茶、半発酵茶の製造に先だつ生葉の処理で、屋内の棚などに生葉を薄く拡げて行なうもの、人工的に行なうものなどがある。太陽光線を利用するときは日乾萎凋という。
荒萎凋香(いちょうか)
生葉を萎凋する際に生ずる香り。
萎凋度
しおれの程度のこと、紅茶の場合の適度は、重量減30~35%位である。