お茶(緑茶・日本茶)の専門用語集
あさつゆ
緑茶の優良品種、茶農林第2号として登録され、天然玉露の名がある。
頭(あたま)
荒茶を飾分けした笏上の茶をいう。上級茶の頭は切断して本茶に混合されるが、一般には番茶や焙茶の原料に用いられる。
荒茶
産地の荒茶工場で加工されたままの茶。従って一般に形が不揃で含有水分も多い。粗製茶、粗茶、生茶などともいう。
アローマ(Aroma)
茶の審査用語で香気のこと。イギリスの紅茶審査では上記の外に水色(Liquor)、殼色(Infusion)、味(Taste)の4要素について審査する。
荒粉
あらこ又はシフティングという。仕上加工の出物で、大型の粉、即ち60番簡上、30番簡下。
アントシアン(Anthocyane)
アットキアンともいト、茶芽に含まれる紫赤色の色素をいう。一般に赤芽に多く含まれ、含有量の多いものは製茶品質が劣る。
暗渠排水
耕地の地下に施す排水施設のこと。平坦地や凹地茶園の過湿な場合に広く設置される。